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Earth Commission 第二次アセスメントに向け始動 ー 沖大幹教授が新メンバーに選出

 Earth Commissionは、新たなメンバーを迎え、第二次アセスメントに着手することを発表しました。Earth Commissionは、Future Earthが任命・運営する世界的科学者の集団で、Global Commons Allianceに科学的根拠を提供しています。  第二次評価は以下の点を通して、Earth Commissionのこれまでの強固な研究基盤⋆をさらに進展させるとしています。  新規化学物質(有害物質を含む)や海洋などの新しいプラネタリーバウンダリーを定量化する 社会全体に必要な公正な転換に重点を置く 公正な転換に必要な正義、ガバナンス、経済的要件に焦点を当てる このほど第2次評価を行うメンバーが、Future Earthの国際研究ネットワーク内外からの推薦をもとに正式に任命されました。日本からは沖大幹 東京大学教授が選出されました。この専門家集団を率いる共同委員長には、Fatima Denton国連大学アフリカ天然資源研究所教授兼所長(新任)と…

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沖大幹教授 2024年ストックホルム水大賞 受賞決定

3月22日、東京大学の沖大幹教授が、「ストックホルム水大賞(Stockholm Water Prize)2024」 を受賞されることが決定しました。沖教授は、Future Earthガバニングカウンシル メンバーならびに日本学術会議「フューチャー・アースの推進と連携に関する委員会」委員長を務められています。 沖先生の研究は、人間が水、気候、生物圏をどのように変化させているかに関し重要な洞察を提供し、水文学、気候変動、持続可能性の結びつきに関する理解を大きく前進させました。水管理と気候変動における重要な変数である「総貯水量」に光を当て、地球規模の水循環や水収支、仮想水の世界的な流れ、再生可能な年間水資源量の時空間変動等に関する研究に対し卓越した貢献をされたことにより、受賞が決定しました。 ストックホルム水大賞は、ストックホルム国際水研究所が、ノーベル賞の選考を行うスウェーデン王立科学アカデミーの協力により受賞者を決め、8月にストックホルムで開催される式典でスウェーデン国王カール16世グスタフ国王により授与されます。 Future Earth ウェブサイトでは、受賞者発表式の動画や沖先生のコメントなどをご紹介しています。ぜひご覧ください。 また、この度の受賞決定にあたり、Future Earth国際事務局日本ハブ 春日文子事務局長は下記の通り祝意を述べています。 沖大幹教授が2024年「ストックホルム水大賞」の受賞者に選考されたことに、Future Earth国際事務局日本ハブ事務局長として心よりお祝い申し上げます。バーチャルウォーターの価値の算出によって国や社会の部門を超えた水の動きを明らかにするなど、沖教授の多くの優れた業績が受賞対象となりました。これらの知見はFuture…

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サステナビリティ・リサーチ&イノベーション会議2024

6月10-14日、SRI2024がフィンランドでハイブリッド開催!早期割登録は3月30日まで。

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気候科学における10の最新インサイト発表:1.5℃のオーバーシュート最小化には化石燃料の迅速かつ段階的廃止が不可欠

「気候変動について今伝えたい、10の重要なメッセージ」2023/24をCOP28で発表。迅速な化石燃料の段階的廃止の必要性を強調。

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2023/24最新レポート解説イベント 「気候変動について今伝えたい、10の重要なメッセージ」 ~10 NEW INSIGHTS IN CLIMATE SCIENCE~

気候変動に関する重要かつ最新の知見をまとめた報告書の最新版について解説します

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