Future Earth 日本サミット2025開催速報と今後の予定

2025年2月9日から10日に、総合地球環境学研究所(京都市)にて、第4回Future Earth日本サミット「私たちが選ぶ未来 ― 地球温暖化と社会の分断の先にあるもの」が、フューチャー・アース日本委員会の主催により開催されました。学術コミュニティ、企業、行政機関、NPO/NGO、市民団体などから70名以上の参加者が現地に集まり、オンライン参加者も含め100名以上が議論に参加しました。2件の基調講演、6つの分科会に加え、ポスターセッションや懇親会など、多くの対話の場が設けられ、参加者間で活発な情報交換と議論が行われました。

第4回Future Earth日本サミットのプログラムや、講演、分科会に関する詳細は、こちらをご覧ください。

また、分科会での議論を踏まえ、Future Earth Japan Report 2026の作成に向けての活動が始動しました。今後、関連するグループに分かれて議論や作業が進められ、9月19-20日に京都にてシンポジウムやワークショップが開催される予定です。特に9月19日午前には、レポート全体に関するワークショップも予定されています。

次回の第5回Future Earth日本サミットは、2026年3月5-6日に対面にて名古屋大学で開催予定です。

第4回 Future Earth 日本サミットフォトギャラリー

谷口FE日本委員会委員長(地球研)による開会の挨拶でサミットが開始した
70名が現地参加した第4回FE日本サミットの全体大会
基調講演の質疑応答の一幕。講演は蟹江教授(慶應義塾大学)、質問は金谷教授(海洋研究開発機構)、中央は総合司会の浅利教授(地球研)
分科会「地球温暖化・生物多様性のグローバルリスクと社会のレジリエンス」より
分科会「ケアの社会とプラネタリ―・ヘルス」より
ポスターセッションでは活発な対話と交流が行われた