初のFuture Earth日本サミットを開催、日本のサステナビリティ科学コミュニティが協働を加速

フューチャー・アース日本委員会主催にて、2019年12月19日東京秋葉原で初のFuture Earth日本サミットが開催されました。会場にはさまざまなバックグラウンドを持つ130人もの参加者が集まり、コ・デザイン(co-design)やコ・プロダクション(co-production)について議論しました。また、科学、イノベーション、そしてサステナビリティに向けて協働を深める場となりました。

本サミットでは特に以下の3点を目標としました。

  • Future Earth研究コミュニティーとステークホルダーの協働の強化
  • 国内と国際のFuture Earth活動の連携
  • 国内Future Earth関係者のネットワーキング

フューチャー・アース日本委員会共同委員長を務める武内和彦東京大学未来ビジョン研究センター特任教授は、開会挨拶の中で、国連の枠組みや条約に分野横断的に取り組んでいく必要性を強調しました。

午前中のプログラムでは、日本学術会議の提言 「地球温暖化への取組に関する緊急メッセージ」や、科学技術振興機構(JST)のフューチャー・アースプロジェクトの紹介の他、日本委員会に参加する32機関のうち、希望する機関からの活動紹介がありました。

午後のプログラムでは、Future Earth の最新動向の紹介の後、3つの分科会に分かれ、Future Earth としての協働の形について議論しました。各分科会にはその分野の研究の専門家の他、金融セクターなどの民間企業、市民社会(NPO/NGO)、メディア関係者など様々な立場の参加者が集まりました。

詳しくはこちらから、フューチャー・アースのウェブサイトの報告記事(英文)をご覧ください。

 

DATE

February 19, 2020

AUTHOR

Future Earth Staff Member

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